にしきた放浪記No.156

にしのみや補聴器

 実は補聴器を売るのには資格も何もいらないらしいけど、この店は西宮市内では数少ない全国補聴器専門店認定協会の認定店なので安心です。
 ここ3年で補聴器に革命が起き、入力音をデジタル変換して、騒音下でも人の声だけを強調するような処理機能が付いたものも出来ました。調整はパソコンに繋いで行ないます。実際に装着すると、小さい音は大きく、大きい音は大きいまま耳に通してくれていい感じでした。
 ショーケースの上にさりげなく200年前の補聴器が飾られています。ネットオークションとかで手に入るらしいです。この時代の補聴器は、使うときだけ手で持って、耳に当てて使っていたもよう。今じゃ耳栓なみのサイズですが。
 店の奥ではこれまたネットオークションで手に入れたという壊れたサックス(50年以上前のもの)の修理が行われていたり、パーツから自作したプラモデルが置かれていたりしました。こっちは単なる店主の趣味。こういう細かいことが得意な上に元・補聴器メーカー社員だそうなので、きっと本職(補聴器)の方も腕は確かでしょう。パソコンも自作のようです。(2001/4/25)
場所: 南東エリア
細かさ: ★★★★★
感度: ★★★★★
老人: ★★★★
若人: ★★
リクエストした人: ここの主人
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